フォーム管理の概要
フォーム管理機能を使用すると、WEBサイトにお問い合わせや資料請求などのフォームを簡単に設置できます。フォームの設定やデザインをカスタマイズし、送信されたデータを管理できます。
以下の特徴があります。
- Webサイトにフォームを設置
- フォームエディター で構成を直感的に編集
- フォームのデザインをカスタマイズ可能
- フォームから送信されたデータを管理
機能の有効化
スキーマで テーブル ごとに有効化できます。enableForm
プロパティを true
に設定します。formOptions
プロパティでフォームのオプション設定ができます。
orizm.config.ts
import { defineConfig } from "@orizm/cli/config";
export default defineConfig({
tables: {
form: {
columns: {
key: {
type: "string",
required: true,
pattern: "^[0-9a-z-]+$",
},
displayName: {
type: "string",
required: true,
},
body: {
type: "json",
},
},
indexes: [{ columns: ["key"], unique: true }],
enableForm: true,
formOptions: {
submissionColumns: {
status: {
type: "string",
pattern: /^(open|in_progress|closed|trashed)$/,
default: "open",
required: true,
},
memo: {
type: "string",
},
},
},
},
},
});
この form
テーブルには、フォームに関するメタデータを保存します。key
カラムにはフォームを特定するための一意なキーを設定し、body
カラムにはフォームの構造をJSON形式で保存します。
submissionColumns
フォーム機能では、フォームから送信されたデータ(以下、受信データ)も管理できます。これを利用してCMSに受信箱機能を実装できます。
formOptions.submissionColumns
で受信箱に任意のカラムを追加できます。先の例では、受信データを管理するための status
と memo
カラムを追加しています。
- statusカラム: 受信データのステータスを保存する
- memoカラム: 受信データに対するメモを保存する
予約カラム
フォーム管理機能を有効化すると、テーブルに予約カラムが追加されます。
formSchema
フォームの項目やバリデーションルールなどのスキーマです。JSON形式で保存されます。
フォームエディター と組み合わせて使用します。
次のステップ
フォーム管理機能を使うには、フォームエディターを導入する必要があります。次のステップでは、フォームエディターの導入方法と実装方法を説明します。